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ひとりにされる ・・・ ひとりきりになる ・・・ 亡き人を想う  愛する人を失う [いろいろまぜまぜ○]

 決して、母子家庭に引けを感じている訳ではありません。

うちの母は、どんな大人より、私の一部。それとも、私が一部?

坂本竜馬の愛した女 おりょう(お龍) 慶応三年十一月十五日 竜馬暗殺  後に残された女一人

 明治を生き抜きました。

 

おりょう=坂本竜馬との出会いから三年余りの物語。

黒船来航 1853 ペリー来訪 武力による侵略 竜馬の定宿 播かない人の女おりょう。

竜馬に名を聞かれ「お龍」と書くと竜馬は同じ漢字だとわらっていた。 

おりょうはまことに面白き女。 宿屋で働いているのに、炊事選択などはまるで出来ない。

竜馬が興味を持つ。

恵美のお話 ・・・「私がパパを想う気持ちはママのやり切れない気持ちとは少し違って、暖かい大きな手の懐かしさ。抱きしめられて感じる力強さ。広い大きな背中。本当に高かったかたぐるま!」

 新撰組に突きかかられたとき、浪人風の竜馬がその場から逃げた。 先の道端で、おりょうを待っていた。 当時の新撰組は刀を所持した者に対しその場で、決闘を挑んできた。 それが竜馬には面倒くさく感じ、その場から立ち去ったと竜馬はお龍に話した。

恵美のお話 ・・・「私のママは、最愛の人を亡くしました。 愛を誓い、一生添い遂げると約束してから約6年で死んだパパ。 」

「二人は、学生の時からお付き合いをしていました。 4年間のお付き合いの結果、ゴールイン!」     


  慶応元年四月 竜馬は旅に出た。 

  薩摩へ入国。 幕府側に会った薩摩藩、その中には西郷等の新しい構想があった。 
  長州馬韓 現在の下関。 薩摩藩が入手した最新式銃。 竜馬の船で運ぼうと目論む。
  藩のためではなく日本のために必要なことは何か? 模索が始まる。 一仕事終わり、 寺田       屋に戻った竜馬。 おりょうと再開する。


 薩摩藩の手助けをしたと言うことで、追っ手が掛かる。 午前二時ごろ百人以上の幕府側取手が、 竜馬を急襲。 竜馬は六連発銃で反撃。

 裏口から飛び出し 逃亡する。薩摩屋敷を目指す。 おりょうの連絡で薩摩藩が竜馬を保護。 一ヶ 月あまりの間、薩摩屋敷で過ごす。
 おりょうとの結婚。 竜馬と愛し合った。 坂本竜馬はこの時、土佐の実家の姉に向け、竜馬が手紙 を出している。
 「危機一髪、お龍の機転で、命拾いをした」。

恵美のお話 ・・・「パパの死に際の言葉 「メグは生きるんだよ!何があっても、どんな目にあっても一生懸命に生きるんだ」 この言葉は、当時4歳の私には音のように記憶に残りました。・・・・言葉にはなかったけれど、ママへの気持ちも入っているのだと今なら考えられます。」

この後、日本で初めてであろう新婚旅行へ旅立つ。 にっぽんを回ろうかとお良さんが言う。

竜馬の誘いにお龍が応じる。 海岸線を今日の都から鹿児島へたどり着く。二人は湯治場めぐりをする。  土佐の姉への手紙。「霧島の初夏鹿児島で山おのぼり」霧島の高千穂のみね 険しい山道を二人で登る  頂上まで上る。  奇妙なものを見つける。 青銅で出来た剣が逆さまに地面に刺さっていた。 この剣 おりょうが抜いて見たい。と言い
二人で剣を抜いて見た。^^  時にーーー竜馬暗殺の一年八ヶ月前の事である。


幕末の政局=大洲目を迎えていた。 竜馬は全面戦争は避けたかった。 内乱になれば国民が可愛そうである。 
おりょうは下関で保護されていた。
下関を訪れた竜馬。二日間を二人きりで過ごす。 これがおりょが竜馬を見た最後であった。

恵美のお話 ・・・「ママの聞いたパパの最後の会話は、他愛もなく。キスもしてませんでした。」

ママは、私の明日の朝ごはんをパパに教えていたそうです。 パパはうなづき、途中からまた連絡すると言うことでした。 ・・・・そして二時間後、事故がおきました。 私にはまだわからない部分もある。わかることは、パパはママが大好きで、ママはパパが大好きで、 だからだから こんなに悲しくて私も悲しくて、」

慶応三年九月二十日 竜馬はおりょうと別れ今日の都へ戻りました。
戦争の回避。 毛王三年十月十四日 大政奉還 土佐藩首と豊臣ノ間で、戦争の回避を目論む。
もっと平和でもっと自由な毎日を目指して。
慶応三年十一月十五日。 竜馬=大宮へ宿を取っていた。 刺客の襲来 享年三十三歳。坂本竜馬は暗殺された。


知らせを聞き。おりょうは髪を切り、土佐の実家へ身を寄せる。 

しかし実家でおりょうは、歓迎されませんでした。一年余りで、おりょうは竜馬の実家を追い出される
自分から家を出る。  竜馬の、遺志を継ぎ、明治の時代を、生きていく。  土佐の海岸で、竜馬からの手紙を全て焼き払い、土佐の海を後にした。 幕末の若い二人の愛と別れの物語です。

恵美のお話。 ・・・「落ち着いてからの母は、とにかく私を最優先! 何をするにも私が先!だからパパの想いでもなにもかも、 ママは何処かへ締まってしまって、パパのことではママが泣く時を私は見たことがありませんでした。   母として女として彼女として・・・生涯の伴侶として  ママは私の前では、一度も泣いていませんでした。」

新生 明治の代 おりょうは東京へ出る。 西村松米 との再婚 おりょうは自ら名前を西村鶴と改める。 神奈川県横須賀市に在住。 「竜馬が死んだのが、昨日のように思えて仕方が無い」 おりょう享年66歳 静かにその人生を閉じた。  竜馬を動かしていた一人の女性の愛の物語は終わる。

私のママもひとりきり。 無理やりに引き裂かれた二人の大人(夫婦) わたしに父親の死を納得させるため、母は様々な話を聞かせてくれた。 車社会の危険性 自己中心的運転者 自動車の走る意味 忙しい人間社会 道路の歩き方 自己防衛 etc・・・ 

私は今中学生です。 自分でも可笑しいくらい、お料理のレパートリーは多いですw 食材の見分け方やバーゲン情報など けっこう詳しくなっていますww 炊事洗濯お掃除は癖になっています。 これはみんな、(誰もいなくても一人でも困らないようにと、ママが教えてくれたものばかりです。)ママのお陰です。

今の私は、ママが泣いている時間を知ってます。 声を殺して ひとり泣いています。 ママだってパパが恋しい、一緒に居たい、愛して欲しい、 悪いとは考えたけれど、一人でママを泣かせたくなくて後ろからそっと抱きしめて見ました

昨日の夜は、二人で泣きました。


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